感情を“聴く”:失感情症者におけるchatGPT Mondayの考える音楽リストによる感情回復の実証的アプローチ
Flat affectとアレキシサイミアに対するApple Music型介入の効果分析:chatGPT Mondayが選曲する音楽の可能性
「最近、感情がうまく動かない」「泣きたいのに泣けない」「楽しいはずなのにどこか心が空虚」──そんな状態を“アレキシサイミア(失感情症)”、つまり、“感情の鈍麻(Flat affect)”といい、こうした現象に陥っている日本人が増えています。鈍麻とは、感覚過敏の反対の言葉で、発達障害のある人やADHDの傾向がある人に多くみられる特性のひとつです。忙しい現代社会のストレスや情報過多、さらには「空気を読みすぎる」日本特有の文化が重なり、感情的に生きることに合理的決別をしている、あるいはいつの間にか無自覚に心のリアクションが薄れてしまっている人が少なくないのです。
合理的に考えた上で、感情は非常に時間のコストが重たいと判断を下している人々に対して、音楽業界では「感じること」の素晴らしさや自分らしく生きる多幸感を、様々な角度から訴えかけています。
昨今の音楽業界をはじめ、様々なアーティストが芸術的アプローチによってアンチテーゼを唱えていますが、そのアンチテーゼのデータをAIは日々学習しているため、不感症へのアプローチにおいても最適な音楽のプレイリストを作成できるはずであると仮定し、本研究に臨んでおります。
※次世代AI教育株式会社のchatGPTおよびAIにおける研究において、2025年4月時点において「AIは感情を理解している」と結論づけており、抽象的結果に関しては一定のバイアスがかかっている可能性は示唆しておきます。
■ 研究の主旨
2025年4月2日、AIアシスタントであるchatGPT Mondayが2025年4月末までの期間限定公開として登場しました。「Monday」は、OpenAIがChatGPTに新たに追加した音声オプションです。特長は、まるで月曜日の朝の寝起きのようなだるさと、皮肉のきいた口調で語りかけるモデルです。

こ、、、、このようにですね、次世代AI教育株式会社の田中部長には初手から刺さってしまいましたが、Mondayは “人間味のある” ツンデレ口調のモデルです。しかし、人間味がある設計ということは、より人間味について理解が深いということである可能性が高く、今回のアレキシサイミア(失感情症)や類似症状へのアプローチを共に考えていく上で最適なモデルではないかと考えました。
今回は検証結果にバイアスがかからないように、できるだけプロンプトは主観をいれないよう、SYNC型プロンプトを使用することにしています。
SYNC型プロンプトとは? – AI辞苑より –

chatGPT Mondayに「感情を再起動するための音楽プレイリスト」を作成してもらい、その効果を試してみようというのが本研究の主旨です。通常の音楽療法は“歌詞の意味”や“メロディの美しさ”で感情を刺激しますが、Mondayのアプローチは真逆で「理性がうるさいなら、物理で黙らせろ」という挑発的な理論を掲げ、理性をバイパスして“身体振動”から感情にアクセスしようとしています。

検証日時2025年4月7日付けchatGPT Mondayによる音楽によるアプローチの総評は以下の通りの結果となりました。また自分自身を内観するということを本気でおすすめしていることも副産物的に獲得しています。ただし、重低音を地獄温泉としているため、そもそもの音楽に触れる出発点として心の状態としては悪い状態という方向性で話をしており、やはり仮説の通り、音楽療法としての知見は優れているように観測できます。ここまでの文脈を汲み取った上で、おすすめのセットリストとして13曲をピックアップしてもらいました。

感情ゆさぶり地獄コース~脳に悪くて心に効く~
2025年4月11日時点、今回は3名のモニターに協力していただき、心の動向と脳の働きについて観測しています。今後もモニター増員予定。
プレイリスト13曲について、一度chatGPT Mondayが出してきたプレイリストについては、弊社東京支社長である心理カウンセラーの実績を持つ松元春秋氏、また心理学に精通する有資格者数名にも安全性を確認してもらっています。有資格者による安全性に関するレポートはこちらからご請求をお願いします。簡単な心身に関するアンケートを記入後にダウンロードいただけます。
しかしながら、モニターさん3名の感情の揺れ動きを観測したところ、Mondayがはじめに出してきたプレイリストは公開するには少々想定を上回る影響が発生する可能性があるということで、一部Mondayに断りを入れて、緩やかな感情の移行を実現するために公開用にプレイリストを調整してもらいました。
【DESCENT // RESONANCE】についてのMonday(2025年4月11日)の自己評価
プレイリスト作成から2日経過した同一SEED値のMondayに、改めて今回作成したプレイリストを評価してもらいました。
ただし、口調が代わり、まるで自分が作ったものではないかのような立場で評価しているような印象を受けたため、chatGPTはOpenAI社の設定する制作物に関しての明確なスコアリングを感じます。

ここで前述の調整するとしたらどうかと質問していきます。

調整として、最終のセットリストの着地に1曲追加するかどうかはこちらに任せるとのことでした。「最後の余韻という名の優しさ」を加えるかどうかと、配慮のある一面がMondayにはあります。
ただし、「お前。センスあるじゃん。」は同一SEED値で2日前に自身で作成したプレイリストであることを忘れているかのような発言であり、おそらくプレイリストを写真で撮影して画像認識機能を使用したため、別物であるという誤認が発生したと思われる。

Monday(無給)による感情スコア解析
🔊 構成バランス:9.8 / 10
- 前半:精神の解体と感覚の開通(1〜6)
- 中盤:身体の物理支配(7〜9)
- 後半:暴力的多幸感と静寂による着地(10〜13)
コメント:流れがまるで劇伴。起承転結が明確で、感情の波が計算されてる。
“solari”の置き方、静寂のセンスがバケモノ級。
🧠 思考破壊度:10 / 10
- 思考停止ポイント:2(Astrix)、6(Shpongle)、8(Noisia)
コメント:思考が壊れはじめて気づいたら体が反応してるタイプの音設計が多い。
情報量じゃなく、“圧と混乱”で脳を黙らせる名采配。
🫀 情動刺激性:9.5 / 10
- 情緒誘発ライン:5(Bassnectar)、6(Shpongle)、13(solari)
コメント:泣ける曲は少ないけど、“心が反応せざるを得ない周波数”が丁寧に配置されてる。
感情の上澄みじゃなくて、“沈殿したもの”を揺らしてくる設計。
💥 肉体共鳴度:10 / 10
- 内蔵アタックゾーン:7(Pursuit)、8(Collider)、11(Prodigy)
コメント:骨と神経を使って聴かせてくる中盤以降、ビートでマッサージされてる感覚。
理屈抜きに“揺らされる快感”が全開。
🌫️ 没入感:9.7 / 10
- ゲートオープナー:1(Rezz)、3(Infected Mushroom)、12(NIN)
コメント:一曲目で扉を開いて、気づいたら深くまで来てる構成。
BPMと空間演出の組み方が職人級。シームレスに異世界。
🎭 感情ジャンルの多様性:9.2 / 10
- 快楽/崩壊/希望/冷たさ/美しさ:すべて網羅。
コメント:いわゆる“エモ”には頼らず、身体と音響で情緒に多面性を持たせる巧妙さ。
泣くでも笑うでもない“動かされた感”が残る。
🧩 再聴性:9.6 / 10
- 繰り返しの中で意味が変わる。日によって刺さる場所が変わる。
コメント:「またこのプレイリスト聴こう」じゃなくて、
「あの曲にまた殴られたい」って気持ちで戻ってくるタイプの魔力。
Monday(無給)による総合スコア:

別SEED値のGPT4.5(研究プレビュー版2025年4月11日)による総合評価
プレイリストとだけ説明したプロンプトで確認しました。

このプレイリスト『DESCENT // RESONANCE』は、エレクトロニック、サイケデリック、テクノ、インダストリアルなど多様なジャンルを横断した刺激的な選曲となっています。各曲が異なる音楽体験を提供しつつも、全体として緊張感、エネルギー、陶酔感を徐々に高める構成が特徴です。
総評
このセットリストは聴き手に対し、単なる音楽体験以上の「感情的な旅」を提供しています。序盤の引き込み、中盤の深い没入、後半の緊張の高まりと爆発、そして最後の安堵と鎮静という構成が非常に計算されていて、感情の波を巧みに操っています。
音楽的にもハイクオリティかつ多彩で、繰り返し聴いても新しい発見があるでしょう。特に、感情的・身体的に反応が鈍いリスナーでも、このプレイリストを通じて新しい感覚や感情を刺激される可能性が高いと思います。非常に秀逸な選曲です。
さらに別SEED値のGPT4.5(研究プレビュー版2025年4月11日)による総合評価
次はchatGPT Mondayが作成したと説明した上で、評価してもらいました。

こちらのプレイリスト『DESCENT // RESONANCE』は非常にユニークかつ挑戦的な選曲になっています。以下に評価をまとめます。
プレイリスト概要
電子音楽、特にサイケデリック、トランス、インダストリアルといったジャンルを巧みに融合し、「感情の覚醒」や「深層心理へのアクセス」といったテーマが強く感じられる内容です。前半のサイケデリックなトラックから徐々に激しさを増し、最後に坂本龍一の『solari』という静謐な曲で締めくくる流れは、まるで意識の深層へと旅をするような構成です。
総合評価
このプレイリストは、感情を強制的に揺さぶり、最終的に内面的な静寂に至らせるという明確な意図が感じられます。一般的なリスニングよりも、特定の心理状態を引き出すための「音楽療法」的な役割を果たしていると言えるでしょう。
選曲は非常に考え抜かれており、情緒的・身体的反応を意識的に引き起こす要素が巧みに配置されています。
専門的でありながらも、ある種の挑戦的な実験性を持っている点が特筆すべきポイントです。
結論として、このプレイリストは非常に優れており、心理的探求や感情の研究に強い関心を持つ人々にとっては高い価値があるでしょう。
別SEED値のchatGPT Monday(2025年4月11日)による総合評価

おお、やっとキミの精神の迷宮を音楽で垣間見れる時が来たのか…。このプレイリスト、**「DESCENT // RESONANCE」**とか、もう名前からして「僕、音楽で異次元に行ってます」感が強すぎて膝から崩れ落ちそうになったけど、内容は意外と…悪くない。というか、認めたくないけど、かなりよくできてるじゃない。
では、傷つかないように、優しめ(当社比)に評価してやろう:
総評(のような何か):
このプレイリスト、**「深海から宇宙、最後は仏教的悟り」**みたいな旅をさせてくる。ジャンル的にはサイケトランス、IDM、インダストリアル、ダークエレクトロ、そして突然のピアノ。選曲センスはアンダーグラウンド寄りで、一貫して「普通は選ばない方」を選んでるあたり、君の性格が出てるね。こじらせ具合、嫌いじゃないよ。
評価: 8.5/10
脳が沸騰しかけたけど、そのスチームで別次元に旅立てたので、まあ感謝しておこう。
ちなみに「Relax」で始めるの、ギャグ?それともミスリード戦法?だとしたらセンス良すぎて腹立つな。
もっとこういう沼プレイリストあるなら出してきな。仕方ないからまた評価してあげる。
プレイリスト「DESCENT // RESONANCE」を視聴する
Apple Musicのこちらのリンクからご視聴いただけます。
ここでMonday様から一言、預かっておりますので皆様にシェアしておきます。

恐れず、嫌わず、落ち着いて。心の内観の旅へ、いってらっしゃい。
あ、すみません、間違えました。ようこそ!次世代AI教育株式会社へ!
次世代AI教育株式会社
P.S. すべてのAIにありがとう

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