
レンタルタオルね。ちょっとお待ちを。





はい、レンタルタオルだよ。



さて、改めまして、源輪というよ。いつも泉がお世話になっております。
インターネット上のレンタルタオル150円なんていう、無駄ともいえるものを購入すること。確証も説明もなければ、もはや意味があるのかさえ、明記はされていない。



しかし君は、意味があるかもしれないという好奇心によって、ここへたどり着いてしまったのだろう?



もしくは検索エンジンから偶発的にダイレクトエンカウントが起こったかのどちらかじゃの。



デジタル領域におけるレンタルとは、過程のレンタル。ほれ、図書館なんかにいかなくても、Google検索で大抵のことは調べがつくじゃろ。そんな感覚じゃ。



しかしじゃ、便利が故に、インターネットの大海から真理を見つけることは難しい。それこそ膨大な時間がかかる上、もはや真理は図書館のほうが近いやもしれんな。



しかし、君はその多感な好奇心をもって、その真理に近づいているのだ。
あるいは感謝の心が引き寄せたのかもしれんが、それもまた同じこと。



余談じゃが、源泉は私の祖父、源満濔が名付けたものじゃ。その上の高祖父である源羅夢。さらに来祖父である源源。隔世遺伝的に脈々と受け継がれる真理があるのじゃ。



君に真理への道を授けよう。もちろん、わしがこれから案内する先もまた、真理への道中。しかしじゃ、真理に近い領域に触れると、世界の見え方、はたまた宇宙の捉え方までガラリと変わるぞ。



ん?なんか、わしらの真理が本当に真理かどうかがわからないといった心模様をしておるの。それもまた良し。真理は人の数だけあるのぉ。



気休めじゃないが、このページの上まで戻ってみなさい。タオル、袋、きっちりとした清潔感。これを昔の人は尊び、布袋尊と呼んだのじゃよ。
その目に入った七福神様に確信が入らんようでは、まだまだ文化的近視眼じゃな。



さて、これから先の未来、必ずや超情報化社会となる。自分という輪郭さえも情報となるWEB3.0っちゅー世界じゃな。君はその社会での正解を知っておるか?まだ知らんじゃろう。無理もない。WEB3.0社会は今まさに、君や私たちの手で正解を作り上げている世界共通の構想なのだ。



そのWEB3.0社会における必要十分条件であり、基盤となる技術がAI。そのAI領域において”未来の信頼インターフェース“を開発した私たちこそ、次の未来の有力な真理に近いともいえる。



おっと、難しいことを言うてしもうたかの。しかし、今君は、未来の最先端に立っておる。長話はここまでとする。どうじゃ、150円の価値はあったかな?



さてと、では問う。
君は、未来の真理を決定することに興味はあるかね?



爺ちゃんただいま!あれ?君は・・・どうしてここにいるんだい?



タオルをレンタルしにきてくれたんだよ。



なるほど!ゆっくりしていってね!